■ ビーズの収納のお話
6つの習慣を身につける
ビーズの整理方法・解っているのに捨てれない
「ビーズの整理法」はひとくちに言って、とりあえず、捨てる事!です。
えっーーーー?!
そんな事出来ないから困ってんじゃない!
そんな声が聞こえて来そうです。そして、わたくしも同感。
しかしです、ただ捨てられなくて置いているだけならそれは収納でも整理でもありません。
そもそも、買ってきたビーズを使って作品を作った後に残ったビーズ。
ビーズキットを買って作った後に中途半端に残るビーズ。
これらは、すでに作品を作ったという事で、役目が終わったも同然のビーズです。
同じビーズがゴロゴロたくさんある状態は、作品にされるのを待っている状態。
でも、それらで作品を作って ほんの少しだけ残ってしまったビーズ達は役目を果たしたビーズなのです。
ほらっ、言うでしょ?
すぐに使わないものは一生使わないって!ちょっと荒っぽい言い方ですけどね。
でも、思うんですね。
いつか、何かを作る時に必要になるかも…って!
そんな煮え切らない思いを持ちつつ、さぁ、頑張って【ビーズの整理】をしてみましょう。
収納方法については、こちらをご覧くださいね。
//www.glassmarble.jp/hpgen/HPB/entries/4.html
ビーズの整理方法・6つの習慣を身につける
整理の習慣その1、「自分の作品に自信を持とう」
作品に自信を持つ人は、必要な物しか持たないんです。
自分が作りたいもの、得意とする作風。それらが自分で解っている人は、使わない余計なものを揃えないものです。
たとえば、ビーズ雑誌を何気に見ていたら、あら、この作品も素敵。あの作品も素敵。あれも作ってみようかなぁ、こういうのも良いけど、ちょっと難しそう。
難しそう…と思ったにもかかわらず、材料揃えちゃって、さぁ、作ろうかな。
と思う前に、何だかその気がなくなっちゃったし、だいたい、そんな作品作りたく無くなった。
なんて、経験は無いですか?
本に載っている作品と言うのは、作った本当のアクセサリー以上に綺麗に見えます。
写真家というのは、綺麗にそして価値があるかのように、撮れる魔法を持っています。
うっかりその綺麗な画像に魅せられて、本当の本当は自分の作風とは真逆の作品につい、手をだしてしまう。
それは、まだ自分の作品に自信が持てない状況だからなんです。
「わたしはそんなの作れない」では無く、「作りたくない」という自信を持つことが大事です。
自分のポリシーを大事にすることが、自信の第一歩。
さぁ、自分らしくないそのビーズ、さっさと捨ててしまいましょう!
整理の習慣その2、「使うか使わないか迷うものを捨てよう」
長く使わずに置いていたパーツ等は無いですか?
わたくしの経験談ですが、
最初からネックレスの輪になっていて穴の大きなビーズを通しさえすればネックレスになる!というパーツがありました。
いつでも、ビーズを通して端っこを接着剤で留めれば出来上がりです。
すぐ出来るのは解っているのですが、そんな事をしても何も面白くなさそうなのです。
しかし、買う時は「あら!簡単。 これならする時も首に掛けるだけだから簡単だし」とその気で買っちゃったんですが、
自分にとって「面白くない」ことに気がつかなかったんです。
ビーズを初めて間が無いころは、よく人の作品に流されてつい、お買い物をしたことがありました。
そんな時期が必要でないかと言うと、そうでもありません。
1度や2度は失敗はあるものですし、
「ビーズでしたい事」もある程度手を動かさないと解らないものですから、
何年かやってみて、「整理しよう」と思った時に考えればいいんじゃないかと思います。
でも上記みたいに、作らないと解ったパーツを使うか使わないか迷うぐらいなら、捨てちゃいましょう。
整理の習慣その3、「安いからと買ったそのビーズは何の為?」
これは、いけません!
安物買いの銭失い。とはよく言ったものです。
「安い」というだけで選んだものは身になりません。
欲しいと思っていたビーズがたまたま 安くなった。これはとてもラッキーな出来事です。
お店でとっても気をひかれたビーズ、それが安くなっていた。これも◎
意味も無いのに、いつか使うかもしれない。だとか持っておいて損は無い。とかあまり考えずに買う安いビーズ。
これは、あなたもそのビーズも不幸です。
こういうわたくしも、ずっと以前に 「福袋」と書いてあるビニールに一杯入ったビーズを買ったことがあります。
買う時に、中身も見えていたのに何故 選んだのか?と後で後悔しました。
買ってきてビニールから出した途端、「もしかしたら、このビーズ達使わないかも」と思った気持ちは的中。
それからが、捨てるかいつ捨てるかと罪悪感が残るだけ。
罪悪感が詰まった福袋ってあり得ない。と思いました。
整理の習慣その4、
「捨てるその嫌な気持ち。それを経験すると良い結果が生まれる。」
「福袋」で嫌な経験をしたわたくしは、それを機会に 欲しいビーズを買う事に徹底しています。
徹底的に嫌な気分を味わうには、まず どうしようかな?と思ったビーズを一度捨ててみてください。
ほんと、嫌~な気分を味わえます。
しかし、ここでしっかり嫌な気分を味わっておくと、次から良い結果が生まれます。
本当に欲しいもの。自分の作品作りに必要な物。が解るようになるんです。
嫌いな作品、作りたくない作品。もはっきりしてきます。
捨てる事は、悪い経験では無いので安心してくださいね。
整理の習慣その5、「置く場所と、探す時間がもったいない」
ビーズがあふれ出すと、探す時間がもったいない。そして、かなりイライラします。
ビーズはちゃんとした収納が大事です。
ですが、その収納箱を置く場所さえも、ゴミのようにあふれるとこれは重症です。
ご自分の制作スケジュールに合わせて、買ったり作ったり、またビーズを探したり買ったり作ったり。それが一番楽しい。
買うばっかり。と言うのは楽しさ半減です。
買ってきた時は嬉しいのに、やがて片付かないという悩みを抱えてしまいます。
ビーズがたくさんありすぎる悩みをかかえないようにしましょう。
整理の習慣その6、「すっきりとした空間から、新しアイデアが生まれる」
だからね、ビーズの整理収納って本当に大事♪
スッキリしたら、思いもよらぬ新しいアイディがどんどん出てきます。
一日伸ばしにしているビーズの収納、是非頑張ってやってみてくださいね!
わたくしが皆さんにここで伝えたい事は、ビーズを捨てる事で罪悪感を持たない為の考え方です。
片付かない嫌ぁ~な気分をどこかで断ち切って、
新しい習慣の考え方を持つことで、ビーズの整理は驚くほど綺麗に片付きます。
是非、皆様もビーズの整理法として新しい習慣を身につけて下さいね。
2013.12.28