■ ビーズの収納のお話
ビーズケース 選び方
■□ビーズケース 選び方について■□
作る作品の数よりももっとスピーディに増えてしまうビーズのパーツ。
ついつい散らかった状態になってしまうビーズのパーツに対して、
どうにか奇麗に片付けたいと思う方は貴方だけではありません。
片付ける以前に、どんなビーズケースを選んだら良いのかな?
そう思う貴方に、ビーズケースの選び方についてお話したいと思います。
ビーズには、大小いろんな大きさの物がある。とは言ったものの、5センチを超えるビーズと言うものは
あまり見かけないですし、あったとしても縦も横も5センチの球体を扱う方はいらっしゃらないでしょう。
小さければ1ミリ、大きくて5ミリ以内となると、
あらゆる趣味の中でもパーツとしては小さめです。
これが、数多くカラー展開もあるので あれも作りたいこれも作ってみたいと思っている間に
収納だけが遅れを取るという訳です。
どのような考え方でビーズケースを選んだらよいかについて、考えてみましょう。
■□どのビーズケースを使い続けるかを考える。■□
ビーズケースは、中に入れるビーズが変わってもビーズケースそのものを使い捨てたり、壊れたり、消えて無くなったりしません。
つまり、使い続けるものです。
そう考えると、どのビーズケースを使い続けるか?については十分に吟味するべきです。
この時にすでに、よく使うビーズは何か?が分かっていると、先へ進みやすいです。
例えば、デリカ編み等が好きな方は、お使いのビーズも2ミリほどのミニビーズ(デリカビーズ)がほとんどでしょうし、ぐっと妖艶にベネチアンビーズを使ったアクセサリーが好きな方は、ひとつひとつが大きなビーズになります。
すでに自分スタイルが決まっている方は、そのビーズが入る大きさのビーズケースを探すべきなので簡単ですが、一般には、まだ自分スタイルが決まっていない。あるいは、まだまだいろんな作品を手掛け挑戦して行きたい。と思う方は、ビーズの大きさが定まらず、ビーズケースを選ぶのにもちょうど良いものが無いという気持ちになってしまうものです。
■□使い続けるという事を念頭に置いて探す。■□
どのようなビーズを持っていて収納したいと思うか?と言う問題にはっきりと答えられる人は少ないと思います。
大抵がいろんな大きさのビーズを持っているからです。
その中でもどの系統が多いか?という所に焦点をあてて、
使い続けるビーズケースと言うものを念頭に探したいものです。
それには、最初はこのビーズを入れるつもりだったけれど、数が少なくなったから、あるいはそのビーズを使って無くなってしまったから空になったビーズケースは次のどのビーズ入れとして使うか?という事が容易でなければなりません。
簡単に言うと、使いまわしが出来るビーズケースです。
■□同じ形の物をずっと買い足せるビーズケースを探す。■□
すでにたくさんのビーズに囲まれている貴方。
最初からたくさんのビーズケースが必要と思っているでしょう。
そう思っているのに、手芸屋さんに立ち寄っては、これいいかも?とタワー型のビーズケースを買ったり、
それはそれで一旦やや満足を得たようでも、100円均一ショップを覗いたら、これもいいかも!100円だし。
ダメなら捨てちゃえ。
そして、あまり入らないその100円ショップのビーズケースにわずかながらのビーズを入れて、
ダメだと思いながらもそのケースさえ捨てきれない。だって、ビーズ入ってるんだもん。
そう思ったりしていませんか?
ビーズケースは、どのような形の物を使う場合でも、同じ大きさ、同じ形、まったく同じものを揃えないと、結局は「ビーズは入れたが片付かない」というジレンマに陥ります。
ずっと同じものを買い続けられるビーズケースを探すことが大事です。
■□ビーズを入れたビーズケースのお引越しはよくある事。■□
先にも触れましたが、ビーズを使って作品を作れば、ビーズはビーズケースの中から無くなります。
そして、空になったビーズケースはまた別のビーズに占領されます。
次々に違う形や色のビーズケースにヤドカリのように住まいを変えるわけですから、
当然、この種類はここに、あの種類はあそこに…と固まりで同じ種類に分けておくべきです。
そうしておかないと、使う時に探さなければならなくなるからです。
同じ固まりとは?
スワロフスキービーズが入ったビーズケースをある場所に集めておく。等や
同じ色を同じ場所に集めておく。などと言った事を同じ固まりと表しました。
どこどこで買った貴重なビーズの集まり…という事もあるでしょう。見ていると楽しくなりますね。
■□お引越しをしやすいビーズケースは四角い形を選んで。■□
固まりで同じ場所に置くとしたら、ビーズケースは四角い形がベストです。
丸いビーズケースはどうしても場所のロスがでるので、出来るだけ四角い形を選びましょう。
ビーズが多いので当然ビーズケースも多いはずです。
ビーズケースを何かの入れ物に集めるとしても、四角いビーズケースで横縦きっちり揃えましょう。
■□ビーズケースはもちろん透明。■□
くすんでいたり、半透明な蓋がついたビーズケースを選んではいけません。
ビーズケースに入れる。という事は、近い将来、その中のビーズを探す機会がある。という事です。
探すときに、クリアな蓋、あるいはビーズケース本体が透明であることは是非の条件です。
最初にこのビーズケースにしよう!と決める時に、ここは大切なので優先してください。
■□ビーズケースはセパレーツ型がおすすめ。■□
ひとつのビーズ(パーツ)にひとつのビーズケースが基本です。
ひとつひとつがセパレートつまり 分かれていて、ひとつづつ 扱う事が出来るビーズケースは
必須条件となります。
お引越しの多いビーズケースですので、分かれている必要がありますし、そうなっている事で、
ビーズクラフトをする際に必要なビーズを手元に置くことが出来ます。
こういうちょっとした「便利」をビーズケースに担(にな)ってもらう事が大切です。
しっかり働いてもらいましょう
。
■□できれば、蓋が入れ物になると非常に便利。■□
ビーズケースを手元に置いて、作業をする際に、ビーズケースの蓋がトレーの役目をしたら、
これがとっても便利なアイテムとなります。
終わったら、ビーズケースとしてまた決められたところにしまうのですから、簡単で散らかり続きません。
ほんのちょっとの便利な仕様が、快適さを生みます。
どうでしょう?ビーズケースを選び方…イメージ出来てきましたか?
そんな理想的なビーズケースを使いたい。そう思った方に、下記のビーズケースをお勧めいたします。
小さなビーズの片付けには…
■□ビーズケースSサイズ■□
ミニビーズ、粒ビーズ、デリカビーズ、小さめのスワロフスキーやチェコビーズにおすすめの薄型スクエア型。
もちろん、合わせ蓋なので、蓋は作業中 トレーとして使えます。
■□ビーズケースLサイズ■□
7ミリ以上のビーズや同じ種類のビーズがたくさんある時に便利。高さ1.8センチの透明スクエア型。
蓋はトレーとして代用OK。深い蓋なので、落としても中身が散らかる心配のない優れものです。
小さなビーズケースをまとめる方法をご紹介します。
それは、ビーズチェストにしまってしまう事です。
引き出し式なのでビーズを探すのも簡単です。
このビーズチェストは、ビーズケースSサイズなら320個、Lサイズなら80個の収納が可能。
もっとリーズナブルなケースが希望の方は、レターケースにビーズケースのS、Lを入れるのもおすすめです。
■□大きなビーズの片付けには…■□
さて、もっと大きなビーズをコレクションされている方におすすめのビーズケースがあります。
ベネチアンビーズや天然石などのビッグビーズやメタルパーツなど大きめならおまかせなのは、
パーツチェストです。
仕切りがあるので、広いのにセパレートして収納できるところがおすすめ。
そして、数がかなり収納できます。
ひとつ揃えるだけでも、たくさんの大きめビーズがしまえます。
ご紹介したビーズケースは、少しづつ…そして同じ物がいつでも揃えることが出来ます。
同じ形で揃えたビーズケースは、まとまりやすく探しやすい、ビーズのお引越しも楽々です。
一度使ってみたいという方は「お試しセット」から始めて下さいね。
快適なあなたのビーズの為に、お手伝いが出来ますように♪
葉月硝子