■ ビーズの収納のお話
ビーズ収納バッグ「ストレージバッグJJ」 誕生物語
2013年9月 10周年記念にストレージバッグ「JJ」を作りました
10年が経ち、わたしたちもインターネットビジネスも初心者とは言えない立場になって来ました。
しかし、ネットの移り変わりはとても早く、2003年に始めたころは「掲示板」と言われるものが盛んでした。
今は、「ブログ」「ツイッター」「フェイスブック」と多種多様になり、10年選手とは言え まだまだ解らない事がたくさんです。
そんな中でもわたしたちが大切にしているお商売の心は変わりません。
ビーズを楽しむ方々に喜んでいただける商品作り。
それはネットビジネスの移り変わりとはまったく真逆の変わらぬ心が大切と考えます。
あんなにも執着して旧ストレージバッグ作り続ける事にやっきになった2年を踏み台に、
新しいストレージバッグの生産に乗り出しました。
新しいストレージバッグは、まったく素材が違うもので考える事になりました。
*職人さんが居なくならない業界であること。
*旧ストレージバッグで改善しなければならなかった所を形にすること。
*旧ストレージバッグより安定した生産が出来る事
*もっと高級な商品を求める方に満足して頂ける商品
さっそく、デッサンをし工場での試作に取り掛かりました。
思い通りのカラーに仕上げるため塗装からはじめました
ファイバーボックスでは、一般に知られる「黒」そして当店オリジナルの「赤」がございますが お客様からよくお電話を頂いて
「黒より赤が欲しいのだけれど、明るい赤ですか?あまり明るかったら持ちにくいかも…」と相談を受けていました。
そんな声を形にと考えた時、黒では無いけれど「大人色」じゃないとだめだと考えました。
バッグ本体の色と、今度の角のコーナーは本革と決めました。
ファイバー製のコーナーは、当店のツールボックスを見て頂いても解るように一般にステンレスです。
鞄と大きさ、幅とコーナーの大きさが合わない事で、何度も設計しなおさなければならなくなりました。
本当に新しい物、最初に作る物は、次々と問題が出てきて、先へ進まない事ばかりです。
こんなご苦労を工場の方に頑張ってもらって、色も決まり、コーナーも決まり、次の問題に進みました。
作るのがとっても難しかった引き出し
ビーズの収納が引き出し式じゃないなんて、考えられません。
常にビーズの収納は引き出し式が当たり前です。
しかし、このファイバー製の引き出しは、どの会社もあまり作っておられずサイズがきぶかったり、
幅がビーズケースに合わなかったりと 何度もやり直しました。
一番手ごわい部分です。
ファイバー製の商品は鋲というもので打ち付けて形が出来上がりますが、
あえて色をエンジ色にする為塗装から作ったので 吹き付けた鋲の塗装が摩擦で剥げます。
吹き付け鋲を使わない事で、乗り切る事に致しました。
苦労すれば出来上がった時に倍嬉しい
みんなで2013年9月出来上がりを目標に頑張ってきた試作そして生産もどうにか間に合い、思えばいろいろあったとは言え、
半年あまりで商品を作り上げました。
苦労したら苦労しただけ皆様にもお届けがいがございます。
これからも皆様のビーズライフが素敵なものでありますように。そう願っております。
2013年9月記述