■ ビーズの道具のお話
トップ工業の工具を勧める訳
グラスマーブルでは、トップ工業さんの工具をお勧めしています。
トップ工業さんのホームページやPOP記事などでも当店を取り上げて下さっていますが、
仕入先さんとしてトップ工業を選んでいるから取り上げて下さっている理由(わけ)ではありません。
トップ工業さんのブランドありきではなく、
わたくしがビーズをし始めた時に、いろんなビーズ教室へ行き、
たくさんの工具を使わせて頂いた結果、
◇これは疲れないな。
◇ニッパの切れ味が半端じゃないな。(ニッパの場合)
◇綺麗な丸をつくるのは器用不器用は関係ない。(丸やっとこの場合)
◇細かい部分には先が細くないとダメなんだ。(平やっとこの場合)
おおむね、そんな所が評価のひとつとなって、
わたくしが生涯使う工具として選んだのが「トップ工業さんの工具」となりました。
その後、当店がトップ工業さんの工具を推薦している事を知り、
色んなところでご紹介頂くこととなりました。
トップ工業さんでも別のシリーズを次々に作っていらっしゃいますが、
特に今の工具に問題を感じていないのに、よく似た別の物を使う必要は無い。と思い、
グラスマーブルの創業以来、ずっと同じ赤いグリップの工具をお勧めするに至っています。
感覚的には、上記の4つの理由ですが、
最初の「疲れない」には、使ってみた理由があります。
まず、工具中央部分にあるバネ。
このバネが掴むと刃先が閉じ、手をゆるめると刃先が開く。という連動が
軽く出来るようになっています。
アクセサリー作りの場面では、何度も何度も、開いたり閉じたりを繰り返しますが
このバネの強さ(あるいは柔らかさ)が手の疲れを感じさせません。
次に、女性の手にも大きさの違いがあると思いますが、
赤いグリップはほぼ手の中に納まります。
そして、そのグリップの片方は、小指の付け根のところに位置させ
作業を行うと、右から左から寄せるグリップとそれを固定できる小指の付け根、
この3点で力を入れる事ができます。
この力をしっかり入れられる…という事は、ピンやマルカンなどの開閉部分を
しっかりと隙間なく仕上げられる事になります。
いつも手のひらが密着するグリップ部分。
この部分も作業性が高まるように作られています。
シャープでありながら丸みを帯びたデザインは、なんど握っても
どこかが当たって痛い。ということがありません。
また、歯先はさびにくく耐久性のあるステンレス。
いつまでも買った時のまま長年綺麗に使えます。
当店がおすすめするトップ工業さんの工具は電子部品の銅線、軟線の切断にも使われています。
細かい作業に向いているという点でも、選んで良かったと思う点です。
葉月硝子
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