■グラスマーブル ブログ
アクセサリー作業台の選び方
アクセサリー作りには、専用の作業台「ワークボード」を使って欲しいと言うのがわたくしの願いです。
それ以上に、「どうぞどうぞ、アクセサリーのビーズの世界へいらして下さい。楽しいですよ!」と言う気持ちもマックスあります。
アクセサリー製作は、誰でも簡単に始める事が出来るが上に、簡単な作品であれば、とりあえずすぐにひとつの作品が出来上がります。
そんなどなたにでも始めていただけるアクセサリー作りですが、
アクセサリー作りっていったいどのようなスタイルで始めるのかしら?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
「いや、ただ机に向かって工具を持つだけでOKですよ。」と言う方のご意見も決して間違いではありません。
それほど、簡単に始められる事は確かです。
しかし、細かい小さなパーツが素材となりますので、机の上などで安易に作り始めるのでは無くて、専用の「作業台」をご用意頂くのがおすすめです。
ご自宅に眠っているフェルトや、ランチョンマットなどのように「枠」の無い敷き物は、小さなパーツを無くしてしまう事が多くなります。落ちたパーツを探すのも大変。ひどい時は大切なパーツであるため、作品が出来上がらない事も。
アクセサリー制作では、「素材が無くならない事」は大切な工程です。
そこで、是非専用のワークボードをアクセサリー作業台としてご用意頂きたいと思います。
専門の作業台であれば、パーツの転がりをキャッチする「木枠」があり紛失を防ぎますし、板状になっているので、急な作業場の移動も、作りかけのデザインを崩さず移動が簡単です。
ビーズレーンが付いているものは、ビーズを並べて色味のイメージやアレンジを検討する事ができます。
ビーズケースが乗せられる部分も付いていれば、作業の効率も上げてくれます。
作業台自体にメモリが付いていたら、完璧。
テグスやワイヤーのサイズカットにも役に立ちますし、出来上がり近くのネックレス、ブレスレットの長さ調整にも役に立ちます。
全てにおいて、作業台に課せられた役目は、効率よく無駄なくイライラせずアクセサリー作りのサポートが出来る事。
そして何より、作業台を前に置く事でテンションを上げていく。これはとっても大事な事です。
今一つ、「今日もビーズが転がり落ちなければ良いけれど…。」なんてテンションを下げる要素の無い、ワークボードを使いましょう。
楽しいアクセサリー作りをする為には、環境づくりが大切です。
自分の目の前に作るたったA4サイズ程の小さな環境ですが、これがあると無いとでは、楽しみが違います。
アクセサリー作りの為の作業台「ワークボード」は、日本に一つしかありませんし、世界にもありません。
日本の職人さんだからこその丁寧な手作業で作りこんだワークボードを使いこなしてくださいね。
葉月硝子
- 2019.10.23
- 15:00
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