■グラスマーブル ブログ
ビーズアクセサリー 昔と今
ビーズの本を見ると、ビーズアクセサリーの歴史に今と昔を感じます。
本日、「おゆずり会」に出させて頂いた本は、2003~2004年の物なのですが、
本に掲載されているレシピはどれも基本のテクニックは同じで、
アクセサリー作りには、「知っていなければ作れない技法」ではあるのですが、
色の使い方やデザイン、そして写真の写し方などに「昔」を感じてしまいます。
それは古臭いという事では無く、使っているビーズの種類が違うので、同じ物を作ってみようと思った時に、手に入らないビーズがありそうだな。と感じるところに「昔」を思ってしまいます。
以前、安価ではあるけれど光の反射や大きさ、色などが豊富に揃っていたチェコビーズ、使い勝手が良かったせいもあり、作品集にもたくさん使われていますが、現在ではそれほど揃ってはおらず、インターネットなどで探さないと手に入らないビーズになっています。
それに代わってアクリルビーズやその他のマシンビーズの種類が増え、技法を習わなくても作れるアクセサリーが増えました。
以前から変わらず求めるままに手に入るビーズといたしましては、スワロフスキービーズやTOHOやMIYUKIの粒ビーズなどですね。
いくらかは廃盤になったものもあるとは思いますが、番号などで間違いなく同じ物を求める事が出来ます。
そんな訳で、昔の本は技法的には役に立つので是非参考にすることをお勧めいたしますが、その技法をみて、違うビーズで作り上げる。というアレンジが必要となります。
よく似た色、形…そして一番大事なサイズ、それらをじっくり研究して作ってみると、本には無い貴方らしい作品が出来上がるのでは無いでしょうか?
昔の良いとこどりを是非してみて欲しいと思います。
葉月硝子
- 2019.11.07
- 14:22
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