■グラスマーブル ブログ
大嫌いな夏。
暑中お見舞い申し上げます。
葉月硝子です。
わたくし「夏」がとっても嫌いでしてね。
特にこの夏休みがメインとなる「8月」は大嫌いです。
やはり「夏」が嫌いになった原因は、子供の頃から「プール」や「水泳」が嫌だったからだと思います。
なにせ、泳げません。
なのに、学校の先生は子供たちをプールの1辺に横並びをさせて、
一斉に端まで泳ぎなさい。と言うのですが、
これは私にとっては拷問です。
どうにか手を前に出して浮こうとして、そしてバランスを崩してどうにか足を付けて立つと
一向に進んでいないんです。
ですから、浮く⇒立つを何十回も繰り返し端にたどり着くのを頑張る訳です。
しかし、頑張っているようで誰にも頑張っている様に見えず、
「なんだあれ?何してんだ?」といった具合にいささか白い目で見られ、
早くしろよ!と声が聞こえそうな気がする訳です。
先生も「もう少しですよ。頑張って!」という声もかけず、
まるで「授業が進まないじゃないか。」とでも言いたげです。
よくありますよね。
マラソンなどで、最後に苦しそうにゴールをする方のために、
「頑張れ!よくやった」との拍手で迎えられる光景。
あれとわたくしの努力は雲泥の差なのでございます。
そばから見てもわたくしがしているその様子は努力というよりふざけているように見えるものだったのでしょう。
そんな…小学校6年、中学校3年、高校3年、人生のうち12年も
この拷問の夏に耐えたわたくしとしては、当然「夏が嫌い」でも
許されるんじゃないでしょうか?
そうです、高校生になると泳げないこと自体がいけないらしく、
夏休みだと言うのに、プールの補習の紙が回って来るのも毎年の事でした。
早く大人にならなくっちゃ!
こんな大人の勝手な法則に邪魔されない毎日を早く獲得しなくては!
そんな風に学生の時によく思ったものです。
しかし、最近もうこんな年になってから、義務教育で教えられる全ての事は
その後生きていくのに最低限の知識として持っておく方が良い。と
感じるようになりました。
国語や社会、理科、算数なども、よほど優秀な先生方が、
このような事は生きていくうえで大切な事だよ。というのをまとめて
子供たちの教育にカラキュラムを作って下さっているのね。
と、知らされる事があります。
水泳もその中の一つだったので、出来るまで頑張るべきだったのかな?と
つくづく反省もキチンとしています。
しかし、「夏は嫌い」です。
葉月硝子
- 2020.08.04
- 08:23
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